22年
あの日の揺れ 今でもしっかり覚えてる。
神戸には地震は来ないと思いこんでいた神戸っ子。
それがあの大きな揺れ!ぐっすり寝ていたので何が起きたか?すぐに理解できなかった。
すぐに思ったのは1階で寝ている祖母のコト。
下に降りようにも階段が埋もれて降りられない。
祖母が助けを呼ぶ声が聞こえているのに どうすることも出来ない。
埋もれている階段付近を掘っていくと 偶然に祖母の手を摑まえることが出来た。
はじめ 力強く握り返していた手が だんだんと弱くなり助けてあげることが出来なかった。
もしあの時 助かったとしても足の悪かった祖母
避難所生活に耐えられなかったかも。
常日頃 家で亡くなりたいと言っていた祖母なので
家で亡くなることが出来て よかったと思います。
おばあちゃん あれから22年経ちました。それまで一緒にあちこち旅行に行ったね。
初めて飛行機に乗った時 嬉しそうに窓の外を見て地図と同じと言って
笑ってた可愛いおばあちゃん。
もっと飛行機に乗せてあげたかったな。
by lilytandog | 2017-01-17 15:36 | ひとりごと | Comments(0)